2008年08月20日

「よい子への道」「よい子への道2」

 笑える本を見つけました。
エルと図書館に行っていてたまたま見つけた本なんですけど。
 「よい子になるためには、こんなことをしてはいけません」というコンセプトで、「〇〇でしてはいけないこと」というのが列挙されています。
それがあり得ないことばかりであるばかりじゃなく、そこに書いてある絵(ほとんど一コマ漫画の世界)が最高におかしくて可愛いんです。
 図書館で、「エルにどうかな?」と思って手に取ってぱらぱらめくっていたら、思わず「ぷぷぷ」と笑ってしまい、自分が読むために借りてきました。
エルに「爆笑やで」と言って見せたらエルも楽しんでいましたが、大人の方が笑えるかも、と思いますね。
 同じあり得ない世界なら、「ポニョ」よりこちらの方がバカバカしい分だけ、わたしには、笑い飛ばせる楽しさがあります。

 大人には大人の、子供には子供の楽しみ方がある本かもしれませんね。 

  
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2008年08月19日

塩狩峠、愛と死の記録

 ドキュメンタリーっぽい本ということで、読み終わるまでに時間がかかるかと思ったのですが、スルスルと2日ほどで読んでしまいました。

 三浦綾子さんの小説『塩狩峠』に導かれるようにして、信仰をもった中島啓幸という方が書かれた実録・長野政雄伝ともいうべき本です。この「長野政雄」と言う人が塩狩峠の主人公・永野信夫のモデルとなった人なのですが。

 5年の歳月をかけて取材され、集められた資料や証言に基づいて書かれた本の中から導き出された長野政雄氏の生き様は、今日の日本人が忘れてしまった尊い精神があふれていました。

 そして、『塩狩峠、愛と死の記録』は以前から、わたしが気になっていた『事実と真実』の問題について、深い示唆を与えてくれたように思います。
この本と出合えてよかったと思っています。


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2008年08月13日

大阪人の掟

 わかぎえふさんの名前は以前から知っていましたが、わかぎえふさんの本は初めて読みました。
 ほぼ同世代の方の本で、内容的にも頷けることが多く、興味深く読みました。

 「確かに『アホ』と言われても腹立たへんけど『アホちゃうか』は腹が立つ」とか、「確かに、3日ぐらいお米食べなくても平気や」とか、自分に当てはまることが多く、楽しんで読みました。

 「秘密のケンミンSHOW」と同じで、これがすべてだと鵜呑みにされても困りますが、こんなこともあるんやで〜、ぐらいの感覚で読んでもらえると面白いかな?

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2007年09月05日

「Life 天国で君に逢えたら」

 「LIFE 天国で君に逢えたら」が公開中です。サーファーだった飯島夏樹さんの物語。
飯島夏樹さんはクリスチャンでした。映画中では、信仰的なことや教会のシーンは出てこないようですが、その手記「ガンに生かされて」の中でははっきりとその信仰のことが書かれていました。
小説は2冊「天国で君に逢えたら」「神様がくれた涙」
小説は小説、三浦綾子さんもそうだけど、日本人の普通の読者を意識してか、神社だったかな、そういうキリスト教的でないものも出てきます。でもその根底にあるものは、やっぱり信仰に立った生死観であるように思います。
この夏、奥さまの手記、「Life パパは心の中にいる」が出版されたようです。
まだ読んでいませんが、こちらも読んでみたいな、と思っています。
映画も、まだ見ていませんが、ぜひ見たいと思っています。

  
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2006年09月07日

泣いた分だけ笑わしたる!

「泣いた分だけ笑わしたる!」 岡八朗・市岡裕子著

 何から書けばよいのだろう。
この本を手にしたきっかけは、市岡裕子さんがゴスペルシンガーであり、クリスチャンだと聞いたから。
それを聞いてから、インターネットで検索してみたけど、あまり詳しいことはわからなかった。ただ、市岡さんが信仰の事をはっきり語っておられる証しを見つけたことはとても嬉しかった。
 市岡さんと岡八朗さんが共著で本を出しておられるのは少し前に知っていたけれど、買いそびれていて、先日やっと手にした。
その本を今日開いて、一気に読み終えた。

 たくさんの思いがあふれてきて言葉にならない。
 芸人の子どもとしての思い。背負ってきたもの。共感できることがたくさんたくさんあった。
 正直に言えば、うちの父よりも岡八朗さんはもっともっと「スター」だった。その分、市岡裕子さんの背負ってこられたものは、わたしのそれよりももっともっと荷が重かっただろうと思う。また、岡八朗さんの生き様も、うちの父よりももっと栄枯盛衰の落差が激しく、壮絶なものだったようで、そういう意味でも、わたしの歩んできた道に比べれば、市岡さんの歩んでこられた道はずっと多難だったと思う。
 それでも、やっぱり通じることがたくさんあって、ついつい感情移入してしまって涙を禁じ得なかった。

 この本が出版された2年後、岡八朗さんは亡くなられた。
父も吉本興業を離れてからは、岡八朗さんにお会いすることはなかったかと思うけれど、同じ吉本興業に籍を置いていた時代もある(特別親しかったということはないけれど)。わたしも楽屋で岡八朗さんとすれ違ったことぐらいはあると思う。
 そんな身近な人の、でも別世界のような、でも共感できる部分もたくさんある、不思議な本だった。

 岡八朗さんが、最後まで諦めないで晩年になって新たに生き直そうとした姿に、心を打たれた。
 それ以上は、ここでは語れない…。
とりあえず、市岡裕子さんにお会いしたい!

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2006年02月19日

How to本に応募わーい(嬉しい顔)

 とりあえずはアフィリエイトを始めたけれど、まあ、そう簡単にはいかない。
How to本もあるけど、役に立つのかなあ。
トラックバックであたると言うので、とりあえず、トラックバック。
あたると嬉しいなぁ。
 応募したのはこちらの本↓

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2005年08月12日

「天国で君に逢えたら」「ガンに生かされて」

 先に出版されたのが、「天国で君に逢えたら」
結構話題になったようだ。
プロサーファーとして、世界的に活躍した飯島夏樹と言う人が書いた小説だ。
わたし自身は、サーフィンなんて、興味も縁もなく過ごしてきた分野なので、飯島夏樹さんのことも、全く知らなかった。
たまたま、掲示板にいつも来られている方が「TVで紹介された末期がん患者の飯島夏樹さんて人がクリスチャンらしいですよ」と教えてくださって興味を持った。
一足違いで、彼のことが紹介されたTV番組は見そびれてしまった。
インターネットで検索すると、彼のブログが見つかって、それから時々覗くようになった。
そんなに熱心なクリスチャンと言う訳でもないようで、ブログからも「キリストを証ししよう」なんて空気は全く感じられなかった。
でも、そんな彼のブログに自然に「バイブルにこんな言葉がある」と紹介されていることに、むしろ好感をもてた。

 その頃、書店にはこの本が平積みにして積み上げられていた。結構売れたようだ。
ストーリーは、国立がんセンターの精神科の新米医師が紆余曲折あって「手紙屋Heaven」と言うものを院内で開業し(と言っても無料だけど)、手紙の代筆をすることで、最期のメッセージを愛する人たちに伝えたい、末期がんの患者の心のケアをして行くというもの。
 これは、末期がんに侵された筆者の体験が大いに反映している、ある意味で、自叙伝的小説ともいえるだろう。
 読み始めて、最初のうちは、ま、ちょっと設定にも無理があるかな?とか、ストーリー的にも案外淡々としているな、とか、そんなに感動するって訳でもないな、と思っていたけれど、やっぱり最後まで読むと、きっちり涙を持っていかれた。
この物語、きっと健康な人が書いていたら「こんなことありえない」と思っていたかもしれないような、末期がんというイメージからはかけ離れたストーリーが展開される。特に終盤には。
でも、末期がん患者が書いていると思うと、なんだか説得力がある。
 最期には、胸を詰まらせながら、それでいてちょっとした清涼感の残る小説だった。
キリスト教色は全然と言って良いほど、ほとんど感じられない。
それでも、「命」をつかさどっておられる神様の存在を、クリスチャンとして読むからか、感じられたように思う。

 さて、時々覗いていたブログだけど、ちょっとご無沙汰した時期があって、そうそう、と思い、3月には入ってすぐに、そのページを開いてみた。
と、そこには彼の訃報が…。
なんだかとてもショックを受けた。
この本はそれから程なくして、彼の「今日も生かされています」と言う当時書いておられたブログをまとめて緊急出版されたもの。
ブログでのエッセイは、2005年2月19日まで書き続けられ、この本のあとがきは2月23日の日付になっている。
そして亡くなったのが2月28日。本当に最後の最後まで書き綴られていたのだ。
あとがきが、彼の筆によって書かれているということは、彼が亡くなってから、緊急にまとめられたと言うより、亡くなる前から企画があったものが、亡くなったことによって、緊急に出版予定が繰り上げられた、ということなのだろう。
 ある意味では「天国で君に逢えたら」よりも読み応えのある内容で、そこでは、壮絶な生のドラマが綴られていた。
それでも彼特有の明るい、ユーモアのあるタッチで描かれているので、決して悲惨ではない。
それでも、読みながら何度も胸が一杯になってしまった。
 信仰を持つようになった経緯や、教会生活のことも書き綴られている。自身のことを「陸(おか)クリスチャン」と、「陸サーファー」をもじった言い方で表現していて、それほど熱心ではなかったと、正直に書いておられるが、その普通の信仰者の、神様や教会の人々との関わりがさりげなく書かれているところがとてもいいと思った。
神様への手紙も書かれていて、素晴らしい信仰告白だと思う。
むしろ、彼の小説より、この本を多くの人に読んでもらいたいと思う。

 因みに、7月末に、「天国で君に逢えたら」の続編「神様がくれた涙」が出版されたと言う。
まだ読んでいないけれど、是非読んでみたいと思っている。

参照: 飯島夏樹のヘブンズ ウェイブス

天国で君に逢えたら」飯島夏樹・著
新潮社
定価1200円+税
四六判/190ページ
ISBN:4-10-469401-0/2004年7月30日発売

「ガンに生かされて」飯島夏樹・著
新潮社
定価1200円+税
四六判/224ページ
ISBN:4-10-469402-9/2005年3月22日発売

  
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2005年04月15日

オタク学入門

 最近読んだ本のなかでは文句なく面白かった本だ。
大体わたしは、高校時代ちょっとした「オタク」だった。とこの本を読むまで思っていた。
でも、この本を読んでから、わたしは「オタクの卵」ぐらいのものだったのだと気付かされた。
その反面、確かにわたしには「オタク的素養」が充分にあることも自覚できた。
そして、わたし自身はいわゆるオタクの第1世代であることも確認できた。
イヤ〜、本当に楽しく、且つ又ためになる本だった。

 大体、一般人は「アニメオタク」なんて言い方をするけど、それは単なる「アニメファン」か、せいぜい「アニメマニア」だというのを読んで、目からうろこだった。この本の著者岡田氏は「オタク」というのは単にひとつのアニメについて、あるいはアニメ全般について詳しいだけでなく、本当の「オタク」はもっと広い視野を持っていなければならない、という。
 オタクの定義の第1は「進化した視覚を持つ人間」
第2は「高性能のレファレンス能力を持つ人間」
第3が「飽くなき向上心と自己顕示欲を持つ人間」とのことだ。
特にこの第2の項目に大納得。
「確かにアニメはオタキズムのホームグラウンドだ。けど、ゲームにも特撮にも洋画にも漫画にもオタク度の高い作品はいっぱいある。で、実はそういった作品は互いにものすごく影響を与えあっている。それをジャンルクロスして見抜き、楽しむのが『オタク的な見方』なのだ。」
なるほど、確かに、わたしたちも、ヒーロー戦隊物も楽しんだし、漫画やSF映画、とにかく何でも楽しんだし、そういうもの全般を扱うオタッキーな雑誌もあった。
岡田氏の友人には、映画「スター・ウォーズ」を丸々一本台詞に効果音まで加えて再現する友人がいたそうだがわたしの友人にも、2人組で、人間カラオケと称して「ヤマト交響組曲」を口三味線ならぬ、口オーケストラで再現してしまう子がいた。
声優関係の話題には、岡田氏はあまり触れていなかったけれど、わたしたちは、それぞれ自分の好きなアニメをカセットに録音して、テープお越しをして手書きの台本を作り、教室の前に一列に並んでアテレコごっこをして遊んだ。
予告編をみて、「やった来週の作画監督は姫野さんやから絵が綺麗や!」なんて喜んでいた。
どれも、この本を読んでいながら、懐かしく思い出されたエピソードだ。「岡田氏は触れていないが、初期のオタクにはこんな奴もいたんだぞ」と心の中でちょっぴり誇りながら読んだりした。

 ただ、オタク文化というのは、マニアックなだけではなく、日本古来の「見立て」「世界と趣向」という文化にまで深く関わる文化であるという視点も面白かった。結論的には、一人前のオタクとは、「作品に美を発見する『粋の目』と、職人の技巧を評価できる『匠の目』と、作品の社会的位置を把握する『通の目』を持っている、究極の『粋人』でなくてはならない」と言うのが著者の主張であり、オタクは日本文化の正統継承者である、なんて項目もあったりする。
 このブログのカテゴリーに「社会・経済」まで入れたのは、「オタクが情報資本主義社会をリードする」なんて項目もあったからだ。

 まあ、この本のどこが良かったと微にいり細にいり、取り上げることが趣旨ではない(勿論そうしてもいいのだけど、それだったらこの本を読んだほうがずっと素晴らしい)。
 ただ、今回この本を読んで良かったと思うのは、改めて「オタク」と言うもののすごさを発見したことだ。
一応この本では「オタキズムのホームグラウンドはアニメ」と言うところからスタートしているけれど、本文の中にも、例えば江戸時代にもオタクはいた(たとえば歌舞伎などがホームグラウンドと言うことになるだろうか)というような話が出てきた。
 そういう意味で、いろいろなところにホームグラウンドを置く「オタク」というのは存在する、というのが新たな発見だった。
そういう意味ではうちの父は「芸」と言うところにホームグラウンドを置く立派な「オタク」だと思う。
いわゆる鑑定団に出てくる鑑定士の先生方も、ある意味でオタクだろう。
焼き物一つ鑑定するにも、土のこと、窯のこと、釉薬や絵付けの技法だけでなく、日本、韓国、中国などなどの歴史に及んで、広く知識がなければ鑑定できない。焼き物を焼く職人や芸術家は、自分の仕事に忠実に、極めれば成立するだろうけど、鑑定士となるとそうはいかない。オタクにならざるを得ないのではないか、と言うのが印象だった。
 そう考えれば、「聖書」をホームグラウンドにするオタクと言うのも充分ありえるという気がする。原語、ヘブル歴史、世界史、神学(史)、哲学(史)、文化史、生活習慣、音楽、文学、ひいては芸術全般…さまざまなものがクロスオーバーしているのがいわゆるキリスト教と言う世界ではないだろうか。

 イヤイヤ、まだまだこの本については語りつくせない。
1996年に初版され、2000年に文庫になった本で、データとしてはもう古い本になってしまうのかもしれないけど、それにしても、この本を通して、私はわたしの今いるところみないなものを再確認できたような気がする。
そして、色んな意味で、これからもオタク道に励みたいと思うのであった。

 そうそう、ご本人が「オタク額」と命名したけどむしろオタクは「学」よりも「道」が合っているのではないか、と書いておられた。わたしもその意見に賛成だ。
しかし、このように「オタク」について論じるのは、ある意味で「オタク学」だろうし、これからも、機会があればオタク学について、造詣を深めたいとも思うわたしであった。

「オタク学入門」岡田斗司夫 著
新潮OH文庫
定価:714円+税
ISBN4-10-290019-5


  
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2005年04月10日

ホントに、この人と結婚していいの?

 石井希尚(いしいまれひさ)は、牧師であり、クリスチャンシンガーであり、カウンセラーでもある、マルチな働きをしている人。外見はちっとも牧師らしくなく、結構若者の支持を受けているらしい。
 その石井希尚の「この人と結婚していいの?」の続編ともいえる本。でも、実は、わたしは「この人と結婚していいの?」は読んでいない。
でも、いきなりこの本を読んでも充分に理解できる。
カテゴリを信仰書と共に一般書の部類にも入れたのは、この本が、クリスチャン対象に書かれたというより、むしろ、誰でも読んで分かるように書かれているし、クリスチャン以外の人が読んで、益となる本だと言えると思ったからだ。
因みに「この人と結婚していいの?」は、新潮文庫にもなった。
この人の本は、案外クリスチャン以外の人にも読まれているらしい。特に結婚カウンセリング関係の本が。
 クリスチャンとして、ものすごく目新しいことを言っている訳でもない。ただ、女性の生理的な問題や、男女の違いなど、具体的な着目点が、とても分かりやすく感じられる。
 少し前に「話を聞かない男 地図が読めない女」って本が結構話題になったけど、少し似た印象を受けた。男女の違いを互いが認識することで、相手に対して本の少し思いやりを持って過ごせるのではないか、相手が理解できるのはないか。
この本はそれプラス、聖書語る神の愛「アガペー」の視点を解説し、勧めることで、更に積極的な関係を築くことを勧めている。
 「結婚って何?」なんて一度も考えたことのない人が読んだら面白いのではないだろうか。
因みに、石井希尚の他の本も参考になると思うので、彼のサイトを紹介しておく。
http://www.marre.jp/

「ホントに、この人と結婚していいの?」
主婦の友社
定価:1300円+税
ISBN4-07-240135-8

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五郎は生涯未完成

 待望の父「露の五郎」の証しの本。
読んだ夫が「すらすら読めちゃう本だね」と一言。比較的読みやすい文体だし、内容的にもさらりと読める。
一芸人「露の五郎」の人生を語っている部分がほとんどで、フンフンと読んでいるうちに、結局イエス・キリストにたどり着く。
 今まで父は何冊か本を書いてきたけれどもここまで個人的な内容について触れたものはなかった。
写真も、今までの本には使用されていない、父の若いころの写真もふんだんに盛り込まれていて、ちょっと面白い本になったのではないかと思し、いのちのことば社、としても今までにないタイプの本ではないだろうか。
 最後に信仰を持った話になっているけれど、かと言ってものすごく宗教的な押し付けがましさはないし、また、体験談としても、確かに不思議に守られ生かされてきた話、死の淵まで行った話などを書いていながら、それほど神がかり的、神秘的な宗教体験という感じはしない、とわたし自身は思う。
これなら、広く色んな人に読んでいただけるのではないだろうか。
この本では、直接的に福音は語られていない。読んだ人が「へえ〜露の五郎、ってクリスチャンになったんか〜。教会てどんなとこやろ。自分も機会があったら1回ぐらいいってみてもええかな」とでも思ってくれればそれでこの本の目的は達成された、と言ってよいだろう。勿論、もう一歩進んで「神様ってやっぱりいてはるんやな。すごいな」と思ってもらえれば、万々歳だ。
 この本だけで、誰かが信仰に導かれるということはないだろう。この本は聖書でもないし、信仰の解説書でもない。
ただ、1人の人間が、70年かけてキリストに出会った、それだけの話だ。その話を、神様がどう用いてくださるか。神様に期待して祈っていきたい。

 余談だけれど、わたしが育った家庭環境も覗けて、わたしという人間の理解にも少しは役に立つかもしれない。
わたしの赤ちゃんのころの写真も載っていたりする。

五郎は生涯未完成―芸と病気とイエス様
露の五郎 著
発行:マナブックス
発売:いのちのことば社
ISBN4-264-02349-1
定価:1200円+税

追記
posted by ♪Sunny at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月17日

今日における 奇蹟 いやし 預言

高木慶太/テモテ・シスク共著
いのちのことば社1996年5月10日発行

 高木慶太師は、非常に保守的な立場で有名な先生だろうと思う。実はこの先生は、わたしたちの神学校の第1期生であり、わたしたちの恩師でもある、ある先生の従弟にあたる。
わたしたちの卒業した神学校の初期には、授業にも関わっておられたと聞いたことがある。そういう訳で、この先生の著書にはいくつか触れたことがある。
 また、テモテ・シスク師はお父様が、宣教師として日本に来られ、わたしたちの神学校の初代校長であり、宣教団体の理事長でもあられた。
わたしは、テモテ・シスク師に神学校で直接教えていただくことができたし、その後、わたしがスタッフとして神学校に入ったときには、同労者としてご奉仕させていただいたこともある。

 この本は、第三の波がもっとも話題になっていた頃の出版で、内容的にも、そのことが主な論証の対象になっている。
わたし自身、改めて読んでみて、今、この頃ほど第三の波に力があるとは思えないし、また、わたしの周りで異言、預言、癒しといったものを認めている人たちも、ここに書かれているほど、極端な人たちではない、ということを最初におことわりしておく。

 このサイトを訪れている人たちは意外に思われるかもしれないけれど、この本のとっている立場は基本的にわたしが支持するものである。(100%同じという訳ではないけれど…)

 この本は、聖書に何が書いてあって、何が書いていないのか、ということを示唆してくれる。
 癒しを行っている人たちがどうであるか、異言を語っている人たちがどうであるか、ということよりも、聖書そのものの理解の仕方が、わたしを納得させる。
 そして、この本は、「奇跡」や「いやし」が全くない、といっている訳ではない。
あくまでも、聖書に基づく見解が述べられている。

 また、J.H.ピックフォード師と、ドナルド・W.バーディック師による「聖霊のバプテスマ(聖書の教えと現代の異言)」(ジャパン・コンサバティブ・バプテスト・ミッション発行)も、示唆に富んでいる。
少し古い書物であり、「現代の」というには少し語弊があるかもしれないが、わたし自身が何に注意すべきかを教えてくれた。

 ここでは、それぞれの本の内容については詳しく触れない。
物足りないと思われるかもしれないが、網羅するには、制約が多すぎる。
著者に関する知識が少しある方なら、大体どのような立場を取っているか、お分かりになるだろう。
 どちらも現在入手しにくい本ではあると思うが、わたしが支持している本、ということで、ここで紹介させていただいた。

 わたし自身は、「異言」「いやし」「預言」「聖霊のバプテスマ」といったものをすべて否定している訳ではない。
 ただ、聖書の語っているそれはどういうものであるか、更に続けて、聖書そのものを読み深めていくことが肝要であると教えられている。
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2004年04月11日

おかげさんで―落語家露の五郎とともに

 これは完全な手前味噌です。
母の半生記です。
 著者は一応母ということになっていますが、本当はわたしが書きました。
まあ、一応聞き書きということになっていまして、テープ起こしなのですが、ほとんど文章になっていないものを何とかまとめあげました。
 結構周りの方からは読みやすいと言って頂き、我ながら、まあまあ満足しています。
また、結構「ええ話や〜」と思えることもあって、ホロリとできるところもあったり…。
 紀伊国屋のBook Webには、今在庫はないとのことですが、紹介文を転載しておきます。(多分、どこの書店でも取り寄せになるかと思いますが…)

露の五郎のおかみさんの半生記。
若い時の勤め先のことなど、まだ昭和初期に昔の修行をした商人も多かった頃、そこのお店でのエピソードや、当時の物価、定時制高校の雰囲気など貴重な記録の数々。
苦しかったこと、辛かったこと、みな淡々とユーモラスに書かれている。

 実はこの中に、母が子供の頃に教会の日曜学校に通ったエピソードなども書かれていたり、今、イエス・キリストを信じるようになった布石のようなものがそこはかとなく感じられる内容ではないかと思っています。
 もちろん、わたしのことも書かれています。
自分で自分のことを書くのも変な気がしましたが、あくまで内容は母の発言なので…。
買うのがちょっと…と思われる方は、図書館にでも、購入依頼(っていうのかな?)をして、読んでみていただければ幸いです。


「おかげさんで−落語家露の五郎とともに−」
明田川紗英 著
東方出版 ISBN:4885916267
¥1365

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2004年01月26日

カルバリの愛を知っていますか

わたし自身、本当に教えられる本です。
精神的にダメージを受けている時に開くなら、そのあまりに鋭いメッセージに、本当にへりくだり、反省させられます。
特に第2部の

もし…ならば、
その時わたしは
カルバリの愛をまったく知らない。

というフレーズは、本当にずしんと心に響きます。
傷ついた、疲れた、と思っている自分にむしろ問題があるのだ、という事をひしひしと示されます。時に厳しいと感じる時もありますが、イエス様の、カルバリの十字架を見上げる時に、どんなことも些細なことだと教えられます。
本当に、何度でも、どんな時でも、開いて覚えたい言葉が、ちりばめられています。聖書の御言葉が引用されているわけではないのに、御言葉の精神が見事に表現されているのです。
人に勧めるというより、わたし自身の座右に聖書とともに置いておきたい1冊です。

「カルバリの愛を知っていますか」
エミー・カーマイケル著
棚瀬多喜雄訳
いのちのことば社発行

追記
新装版が2004年7月に出版されました。
1000円+税

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