2008年09月30日

いま、医療についてなにを思い、なにを望みますか?―

 下のバナーからは『ライフパレット』のトップにリンクしていますが、今回、その特集記事(http://mag.lifepalette.jp/features/200803/index.html)を読んで、大いに考えさせられるものがありました。

 わたし自身特定疾患を持っているのですが、この病気のために何度病院を変わったことか…。

 最初に微熱が続くことを市民病院で訴えたところ、「あなたが納得しないでしょうから検査をしてあげる」と言われ、おそらく結核などの検査をされ、問題が出なかったのでビタミン剤を処方されました。
 その後も他の症状を訴えても、取り合ってもらえず、長い月日が流れました。
あるときたまたま小さな診療所の先生が「もしかしたら」と、今の病気を疑って検査をして下さり、「ここではこれ以上の検査ができなけれど可能性があるからもう少し専門的な検査を受けるように」と別の病院に紹介してくださり、そこからさらに別の病院(大阪の国立大学医学部の付属病院)に紹介を受け、やっと、病名を言っていただくことができました。
 その後、その先生の転院に伴ってわたしも病院を変わったのですが、その先生が亡くなってしまい、結局振り出しに戻り、最初に病気を見つけて下さった診療所の先生に相談したところ、わたしの病気専門の開業医を紹介していただき、しばらくそこに通っていました。
 が、結婚後、その病院から時間的にも距離的にも時間がかかる場所に住むことになり、近くの病院の紹介を頼んだけれど、「関西では自分の病院以外に推薦できる病院はない」と言われ、経済的にも時間的にも大きな犠牲を払ってその病院に通っていました。

 ある時、それまでにない症状が出て、びっくりして病院に電話をかけたのですが、診療時間前だったので、ミーティング中でなかなか取り次いでもらえず、何度も電話をかけてやっとつないでもらえたのが診療開始時間ぎりぎり…。申し訳ないと思ったけれど、不安なのでいろいろ質問していたら「ここで患者さんが待っているんだ。そんなことでいちいち電話をしてくるな」と言われ、とてもショックを受けました。

 わたしの病気は遺伝性のものではありませんが、体質的に遺伝的傾向があり、親も姉も、同種の病気を抱えています。最初はみな同じ病院にかかっていたのですが、その病院は完全予約制で、急に体調が悪くなっても、それがどんなにしんどくても、「予約してから来て下さい」と言われ、最初に姉が病院を変わりました。

 わたしは「そんなことでいちいち電話をしてくるな」と言われてから、その医師が信頼できなくなり、京都の国立大学付属の病院に変わりました。

 しかしそこでもせっかく比較的良い信頼関係が築けそうだと思っていた医師の転院、そして変わって担当になった医師の心ない言葉にぶつかり、結局近いとは言えない、姉の通っている開業医に通っています。

 そんな生活の中で、医師の先生方の大変さ、それも大学病院や大きな総合病院の大変さと、開業医の大変さと、それぞれに見てきて、頭の下がる思いでありながら、一方で、医師の先生の何気ない一言で患者がどれほど傷ついたり不安になったりするか、ということも体験してきました。

 そういう意味で、今回の特集記事は、患者側の意見も、医師側の意見も、どちらも納得いくものばかりでした。
いずれにしても、患者も医師も、それぞれが声をあげて、意思の疎通を図り、国などの行政に訴える部分はしっかり訴えていかなければ、と思わされています。

 特定疾患の医療費の負担金も、夫の給料の増加率以上に、どんどん上がる一方で、辛いところです。
 それでも日本は世界的にも医療費が安い国なのだ、と言われると黙るしかないのか、と思ったり…。

 こういう問題は、実際に病気をした人にしかわからない面も多々あるかと思いますが、もっともっと、多くの人が、自分の問題として考えて行ってもらえると嬉しいな、と思いました。
まずは、問題意識を持つところから、一歩が始まるのでしょうね。



いま、医療についてなにを思い、なにを望みますか?―あなたの声を聞かせてください

いま、医療についてなにを思い、なにを望みますか?―あなたの声を聞かせてください

ラベル:医療
posted by ♪Sunny at 01:22| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Sunnyさんの病院に関しての不満や、苦悩、
医者に傷つけられたつらい気持ちがよく分かります。主人も8年前にアトピーになり、2年ぐらいひどいかゆみで、生きてるのがつらいと言うぐらい悪い時期がありました。いくつかの病院へ行ったのですが、やはり医者の言葉に傷つけられたこともありました。医者は勉強不足!といつも言っています。もちろんいいお医者さんもいますが・・・。良くなるためにいろいろな方法を試しながら今にいたっています。今は一番悪い時期に比べ、少しはましです。
Posted by モスグリーン at 2008年10月03日 01:17
★モスグリーンさん

お医者さんって、本当にすごく大変なお仕事だと思うんですよ。
でも、ちょっと患者の気持ちをくみとってほしい、思うことはよくありますね。
西宮のA先生のように、勉強熱心で、謙遜で親切な、素晴らしい先生は貴重だと思います。

ご主人、アトピーなんですか。
大変ですね。
かゆみ、って「なんだ」と思われがちですが、本当に辛いんですよね。
うちの娘はアトピーではありませんが、幼児の頃、皮膚が弱くて、毎年冬の間は湿疹で皮膚科通いでした。
かゆがってかわいそうでした。
ご主人の為にもお祈りしますね。
Posted by ♪Sunny at 2008年10月03日 15:05
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